■同志社ラグビー愛好会の歴史
母校同志社大学のラグビー部応援のため試合会場まで足を運び、いつも顔を合わせる愛知県在住の校友の士がいつしか会を作ろうとのことになり、故武藤庸之介(S.25年卒)を会長とし、兼古由巳(S.32年卒)、八神弘雄(S.33年卒)、高橋公比古(S.45年卒)が幹事役となり、昭和63年5月13日、正式に「同志社ラグビーを愛する会」(以降「愛する会」)が会員数約60名で発足しました。
会の発足以降現在に至るまで、毎年同志社大学ラグビー部関係者を招いた講演会や会員の交流を図る懇親会の開催、花園や宝ヶ池ラグビー場へ試合観戦のためのバスツアー等を実施してきました。
平成12年には愛知県在住の同志社大学と早稲田大学のOBが力を合わせ、大学ラグビーの試合を実施しようという動きが起こり、「愛する会」が中心となり校友会愛知支部の中に実行委員会を結成いたしました。そして両校OBの1年間にわたる綿密な計画の下、ついに平成13年5月20日に瑞穂ラグビー場にて同志社大学対早稲田大学の試合が行われ、その結果、同ラグビー場の学生ラグビーの試合としては、かつてない8000人もの観衆を集め、その収益金の一部を同志社大学ラグビー部へ寄付するほどの大成功でした。
この盛り上がりを機に「愛する会」は平成13年9月7日の「愛する会」総会において発展的に解散し、平成13年10月20日、校友会愛知支部の中に改めて正式な組織として「同志社ラグビー愛好会」を発足させました。会長として八神弘雄が選出され、「愛する会」同様の諸事業を継続すると共に県外の大阪、三重、岐阜の同好のOBとも交流の機会をもうけるなど2年間にわたり役目を果たしました。
その後平成15年10月24日、規約に従い八神弘雄が会長を退任し、同時に新会長として濱田卓兒(S.47年卒)を選出しました。現在では会員数が100名を超え、母校同志社大学のラグビー部の発展を願う結束力の強い会となっています。(敬称略)

文責 八神弘雄